「定番ルーティン」か「セレクタブルな喜びか」

2026.5.14

Steven Paul Jobs(スティーブ・ジョブズ)が毎日同じ服を着ていたのは有名な話で、経済誌だけでなく広く一般常識として広まっている。人間の定量的な1日の決断回数を「毎朝の服選びという小さな決断」に利用せず、仕事の大切な決断に全振りし、脳のエネルギーを集中させるためと言われています。

 ISSEY MIYAKEの黒のタートルネック、確か特別オーダー品
 Levi's501ジーンズ
 New Balance 992をはじめとしたスニーカー

それぞれ複数所有し考えずにルーティン化しているその姿は万人に想像しやすく、インパクトがあり、信奉者はその習性を取り入れました。

ジョブズは同じ服を着て、限られたエネルギーを意思の決定に全振りしたけど、服を選んでいる時って楽しくない?

通常の人(凡人なのかもしれないけど)は、コンディションの異なるタイミングで服を購入し、また靴をそろえていく。なのでクローゼットは異なる色やカタチ、ブランドのアイテムが並ぶはず。

 

セレクタブルな豊かさというべきか、数ある中から今日の気分を考えて、会う人を想像し、天気や気温、持っていくカバンまでもを想像して、組み合わせを迷い・考え・時には挑戦してみる。そんな豊かさを味わえたのに。

今の時代の空気は、ジョブズ当時とは違うんだね。(I)

IOII architects