大口通の集合住宅
6階建ての集合住宅。幹線道路と細い裏道に接道するが、その2つの道路をつなぐように共用廊下を配置し、風や光、視線が通り抜けるようにした。

















Apartment Building on Oguchi street
大口通の集合住宅
種別
新築
用途
共同住宅
延床面積
660
㎡
構造
yAt構造設計事務所
写真
藤井浩司(ナカサアンドパートナーズ)
敷地は、北側に国道、南側に商店街へと抜ける細い裏道という、スケールの異なる二つの道に面している。施主はこの地で蕎麦屋を営んできたが、引退を機に店舗併用住宅から6階建ての集合住宅に建て替え、自身も1階に住むこととした。
最大限の事業性を確保しつつ、住まい手にとって風と光の抜ける共用空間の快適さを両立させることが要望された。そこで、国道側から裏道側へと貫くように、屋外階段・屋外廊下・バルコニーを数珠繋ぎにならべ、路地状に南北をつなぎつつ、ここから住戸へアプローチする長屋形式とした。
各階には単身~小家族が住めるような30㎡台の3種類異なる住戸を配置した。住戸プランを優先した結果うまれる雁行した屋外廊下は、そのズレによって屋外廊下の各所に小さなたまりが生まれる。これらの場所は、風がまわり、光が落ちる、外部の気配を受けとめる“節”のような役割を果たしている。
また事業性の観点からは、設備シャフトを屋外である共用廊下側へ集約し、容積対象面積から外すことで、敷地に建てられる容積の最大限を、賃貸・施主住戸に充てると同時に、将来の設備更新が容易となるようにした。
最大限の事業性を確保しつつ、住まい手にとって風と光の抜ける共用空間の快適さを両立させることが要望された。そこで、国道側から裏道側へと貫くように、屋外階段・屋外廊下・バルコニーを数珠繋ぎにならべ、路地状に南北をつなぎつつ、ここから住戸へアプローチする長屋形式とした。
各階には単身~小家族が住めるような30㎡台の3種類異なる住戸を配置した。住戸プランを優先した結果うまれる雁行した屋外廊下は、そのズレによって屋外廊下の各所に小さなたまりが生まれる。これらの場所は、風がまわり、光が落ちる、外部の気配を受けとめる“節”のような役割を果たしている。
また事業性の観点からは、設備シャフトを屋外である共用廊下側へ集約し、容積対象面積から外すことで、敷地に建てられる容積の最大限を、賃貸・施主住戸に充てると同時に、将来の設備更新が容易となるようにした。
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